マネックス証券のアプリはどれを使えばいい?
3つの違いと、国内株を買うときの正解
口座は開設した。アプリも入れた。なのに「どれを開けばいいのか分からない」——マネックス証券で最初につまずく人が本当に多いポイントです。
結論:国内株なら総合アプリ1つでいい
先に答えを書きます。日本の株を買いたいだけなら、黄色いアイコンの「マネックス証券アプリ」(総合アプリ)だけをインストールすれば足ります。ほかの2つは、今の段階では入れなくて構いません。
マネックス証券は用途ごとにアプリを分けて提供しているため、公式サイトのアプリ紹介ページを見ると3つ以上が並んでいます。初心者が「一番良さそうなもの」を選ぼうとすると、たいてい株専用の高機能アプリを開いてしまい、見慣れない板やチャートが並ぶ画面で手が止まります。悪いのはあなたではなく、選択肢の並べ方です。
3つのアプリの違い
| アプリ | 役割 | 国内株を買える? |
|---|---|---|
| マネックス証券アプリ (総合・黄色) | 資産の確認、入出金、投資情報、そして株式や投資信託の取引まで一通りできる総合アプリ。初心者の標準ルート | 買える(これでOK) |
| マネックストレーダー株式 スマートフォン | 板発注やスピード重視の売買に向いた、株式取引専用の高機能アプリ。中上級者向け | 買えるが、当面は不要 |
| マネックス証券 米国株 | 米国株の取引専用 | 買えない(米国株専用) |
なぜこんなに迷うのか
理由は単純で、アプリが「初心者向け/上級者向け」ではなく「用途別」に分かれているからです。使う人のレベルで分かれていれば迷わないのですが、実際は「総合」「株専用」「米国株専用」という切り口なので、初めての人には優劣が読み取れません。
さらに、証券会社を比較する記事の多くは「マネックスは分析ツールが優秀」といった評価軸で書かれていて、どのアプリを開けばいいかという最初の一歩には触れていません。結果として、口座開設まで終えた人がアプリの選択で止まる、という妙な事故が起きます。
総合アプリで国内株を買う手順
黄色い総合アプリを開いてからの流れです。触るところは驚くほど少なくて済みます。
- 「マーケット」タブの検索窓に銘柄名を入れる画面下のタブは「マーケット/フィード/資産/お知らせ/MYPAGE」といった並びで、選択中の項目は黄色くなります。銘柄検索は「マーケット」タブの中にあり、「企業名、証券コードを入力して検索」と書かれた欄です。
- 検索結果の銘柄の右にある「注文」を押す銘柄名(青いリンク)をタップすれば株価やチャートの詳細も見られますが、買うだけなら「注文」から直接進めます。
- 「スタンダード注文」を選ぶ条件付注文やリバース注文も並びますが、通常の売買はスタンダード注文です。
- 株数・価格・口座区分の3つだけ入力する株数は通常100株単位。価格は「成行(いくらでもいいから今買う)」か「指値(この値段以下なら買う)」。口座区分は特定口座なら「特定」、NISA枠で買うなら「NISA」。市場の「東証」と緑色の「SOR」チェックはそのままで構いません。
- 緑の「次へ(注文内容確認)」→ 取引パスワード → 緑の「実行する」確認画面で銘柄・株数・価格・概算金額を指差し確認してから実行します。
- 「注文約定一覧」で状態が「約定済」になれば完了注文を出すことと、実際に売買が成立すること(約定)は別です。成行ならほぼすぐ約定します。
第2の関門:画面が急に「Webサイト風」になる
注文に進むと、それまでの黄色いアプリらしい画面から、急に文字の小さいWebサイトのような画面に切り替わります。「操作を間違えた?」「アプリが壊れた?」と不安になる人が多いのですが、これで正常です。
マネックスの総合アプリは、注文まわりの画面が会員向けWebサイトと同じものをベースにしているため、見た目の質感がはっきり変わります。パンくずリスト(「MY PAGE > 株式 > 買注文」)や、「注文情報入力 → 確認 → 完了」と丸が3つ並ぶステップ表示、薄いピンク色の入力フォームが出てきたら、それが正しい注文画面です。そのまま進んで問題ありません。
最大の初見殺し:取引パスワード
ここで止まる人が一番多いところです。マネックス証券には、ログイン用のパスワードとは別に「取引パスワード」があります。注文の最後、「実行する」を押す直前に入力を求められます。
口座開設のときに自分で設定しているのですが、ログインパスワードとの区別を意識していないと「そんなの決めた覚えがない」となりがちです。忘れた場合は会員向けWebサイトから再設定できます。
ログインできないときのチェックリスト
マネックスで最も多く報告されるトラブルが、ログイン関連です。順番に確認してください。
- ワンタイムパスワードのメールが迷惑メールフォルダに入っていないか — 実際にこれが原因のケースがかなりあります。まず疑うべき場所です。
- ログインIDを取り違えていないか — メールアドレスではなくログインIDを使います。
- ログイン失敗を繰り返していないか — 連続して失敗するとアカウントが一時的にロックされ、翌日まで解除されない場合があります。焦って何度も試すのは逆効果です。
- 認証方式が変わっていないか — マネックスはパスキー対応など認証まわりの変更を行っており、以前の手順と違う画面が出ることがあります。
この記事で説明した「アプリが3つある問題」から「Webサイト風の注文画面」「取引パスワード」まで、実際の画面構成を再現した練習モードで一通り体験できます。もちろん本物のお金は動きません。
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