iSPEEDで「注文する」が押せない・
反応しないときの原因9つと対処
銘柄を選んで、株数を入れて、あとは注文するだけ。なのにボタンが押せない、押しても進まない。iSPEEDでここに詰まる人はとても多く、しかも原因が9通りくらいあります。上から順に確認すれば、だいたいどれかで当たります。
原因1:ボタンが3段階に分かれている(最多)
iSPEEDの注文は、1回押せば終わりではありません。押す場所が3か所あり、しかも色が途中で変わります。
- 確認画面へ(白いボタン)
注文内容を入力したあと、まずこれを押します。 - 取引暗証番号入力へ(白いボタン)
内容を確認したあと、これを押します。ここで止まる人が非常に多いです。 - 注文する(赤いボタン)
暗証番号を入れて、最後にこれを押して初めて発注されます。
「注文する」という赤いボタンは、最後まで進まないと出てきません。探しても見つからない場合は、まだ1段目か2段目にいます。画面を下までスクロールして、白いボタンを先に押してください。
原因2:取引暗証番号が分からない・弾かれる
最後に求められる「取引暗証番号」は、ログインパスワードとは別物です。口座開設のときに自分で決めた4桁の数字で、多くの人が「そんなの決めた記憶がない」状態になります。ここが最大の初見殺しです。
- ログインパスワードを入れても通りません。別の番号です。
- 思い出せない場合は再設定が必要です。ログイン後の会員ページから手続きできますが、登録メールアドレスの状況によっては書面での手続きになり、数営業日かかることがあります。
- 連続で間違えるとロックがかかる場合があります。心当たりの番号を何度も試すのは避けてください。3回ほど外したら、素直に再設定へ進むほうが早いです。
「買いたい日に買えない」原因として一番痛いのがこれです。口座を開いた直後、実際に注文する前に、暗証番号を確認しておくことを強くおすすめします。
原因3:買付余力が足りない(成行の落とし穴)
お金は入れたはずなのにエラーになる、という場合の多くはこれです。とくに成行注文には直感より多くの資金が必要です。
成行は「いくらで約定するか分からない」注文なので、証券会社はその日いちばん高くなった場合(ストップ高)の価格で計算して余力を押さえます。株価1,000円の銘柄を100株買うつもりでも、10万円ぴったりでは足りないことがあります。手数料の分も必要です。
原因4:入金したのに反映されていない
銀行から引き落とされていても、証券口座の買付余力に反映されていなければ注文は通りません。
- 「リアルタイム入金(即時入金)」と「銀行振込」はまったく別の機能です。通常の振込は翌営業日反映になることがあります。
- 深夜は銀行側・証券会社側のメンテナンス時間に当たることがあり、即時入金でも反映が遅れる場合があります。
- 銀行側の口座振替登録が完了していないと、即時入金が受付エラーになります。
買いたい日が決まっているなら、前営業日までに入金を済ませておくのが確実です。
原因5:指値が呼値の刻みに合っていない
株価には「呼値(よびね)」という値段の刻みがあり、1円単位で自由に指定できるとは限りません。株価が高い銘柄では5円刻み・10円刻みになります。
刻みに合わない価格を入れるとエラーになります。たとえば5円刻みの銘柄に「3,002円」は指定できません。3,000円か3,005円になります。近い値に丸めて入れ直してください。
原因6:指値が制限値幅を超えている
1日に動ける値幅には上限(ストップ高・ストップ安)があり、その外側の指値は受け付けられません。前日終値を基準に決まります。
「かなり安くなったら買いたい」と大きく下に指値を置いたつもりが、値幅の外でエラー、というのはよくあるパターンです。現在値の近くに置き直してください。
原因7:口座の初期設定が終わっていない
「口座開設完了」と「取引開始可能」は別です。初回ログイン後に、パスワードの設定・取引暗証番号の設定・勤務先情報の登録などを最後まで済ませないと、取引画面へ進めません。
勤務先を聞かれるのはインサイダー取引の規制対応で、必須項目です。ここで「なぜ会社名を?」と手が止まって放置されているケースが実際に多くあります。開設完了メールが届いたら、その日のうちに最後まで通してしまうのが結局いちばん楽です。
原因8:今が発注できない時間帯
証券会社にはシステム処理のため注文の受付・訂正・取消ができない時間帯があります。市場の前後や昼休みの前後、引け後の処理中などです。時間帯の詳細は会社ごとに違うので公式で確認が必要ですが、「朝早く」「昼休み」「15時半前後」あたりで操作できない場合は、これを疑ってください。
また当日の取引時間が終わっていれば、その日の注文は成立しません。翌営業日以降も注文を残したいなら、注文の有効期限を「当日中」から変更しておく必要があります。ここを見落として「指値が届かなかったのではなく、失効していた」というのもよくある話です。
原因9:同じ銘柄を同じ日に売って買おうとしている
現物取引では、同じ資金で同じ銘柄を同じ日に何度も回転させること(差金決済)が法律で禁じられています。売った代金ですぐ同じ銘柄を買い直そうとすると、余力があるように見えてもエラーになります。
別の銘柄に乗り換える場合(A買→A売→B買)は差金決済にあたりません。同じ銘柄を買い直したい場合は、追加の資金が必要か、翌営業日以降になります。
それでも不安なら、同じ画面で練習する
ここまでの9つは、どれも「知っていれば数十秒で解決するが、知らないと詰む」類のものです。とくに原因1(ボタンが3段階)と原因2(取引暗証番号)は、一度でも通しで経験しておけば二度と迷いません。
当サイトでは、iSPEEDの注文の流れを再現した練習モードを用意しています。白いボタンを2回押して、暗証番号を入れて、赤いボタンで確定する。この一連の動きを、お金を動かさずに何度でも試せます。
実際の画面構成を再現した練習モードです。3段階のボタンも取引暗証番号も、本番と同じ順番で出てきます。もちろん無料で、本物のお金は1円も動きません。
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