iSPEEDで株を買う手順と、
取引暗証番号を忘れたときの対処
楽天証券のiSPEEDは、注文の最後にログインパスワードとは別の4桁の番号を求められます。ここで止まって、その日は諦めた——という声がとても多い場面です。
買うまでの全体の流れ
iSPEEDは黒い画面に赤や緑の数字が並ぶので玄人向けに見えますが、買うときに使う機能はごくわずかです。
- 下部メニューの「検索」から銘柄を探す起動直後は「TODAY」画面です。銘柄名か銘柄コードで検索します。下部メニューは自分で並び替えができるため、解説記事と自分の画面で並びが違うことがあります。見当たらなければ「メニュー」から探してください。
- 銘柄画面の右上「注文」を押す「サマリー/板/チャート/ニュース」などのタブが並びますが、読めなくても買えます。
- 「現物買い」を選ぶ「信用新規」「信用返済」はお金を借りて取引する上級者向けです。触らなくて構いません。買い系は赤、売り系はティール(青緑)という色分けがiSPEEDの決まりです。
- 指値か成行を選び、口座区分と数量を決めるヘッダーごと赤くなったら現物買いの画面です。成行は「値段はいくらでもいいから今買う」、指値は「この値段以下なら買う」。口座区分は特定口座なら「特定」を選びます。
- 白い「確認画面へ」を押すここは赤ではなく白いボタンです。赤い実行ボタンはもっと後に出てきます。
- 「取引暗証番号入力へ」→ 4桁を入力 → 赤い「注文する」楽天はここでワンクッション入ります。この記事の本題です。
「シンプル」と「プロ」はシンプルでいい
注文画面の右上に「プロ / シンプル / かぶミニ」の切替バッジがあります。初心者はシンプルのままで問題ありません。
シンプル注文なら、指値/成行・口座区分・数量の3つを決めるだけで発注できます。プロ注文は逆指値やアルゴ注文など条件付きの発注に対応した上級者モードで、項目が一気に増えます。「かぶミニ」は1株から買える単元未満株のモードなので、数百円から試したくなったときに使ってください。
取引暗証番号とは何か
取引暗証番号は、ログインパスワードとはまったく別の、4桁の数字です。口座開設のときに自分で設定しています。
役割は「誤発注や不正な発注を防ぐ最後の確認」です。ログインした状態のスマホを他人に触られても、この番号がなければ注文は出せません。安全のための仕組みなのですが、設定した記憶がないまま注文画面まで来てしまう人が多く、結果として「最後の最後で買えない」という体験になります。
忘れたときの対処
心当たりがない場合、思い出そうとするより再設定したほうが早いです。
- 楽天証券のWebサイトから再設定できます。アプリ内ではなく、ブラウザで楽天証券にログインして手続きします。
- 何度も間違えて入力すると、ロックがかかって手続きが増えます。2〜3回外したら、それ以上試さずに再設定へ切り替えるのが得策です。
- 再設定した番号は、ログインパスワードとは別物としてメモしておいてください。ここを分けて記録していないと、また同じ場所で止まります。
知っておくと迷わない小さなこと
入金はアプリだけでは完結しない
iSPEEDには入金機能が用意されていないため、入金は楽天証券のWebサイト、またはマネーブリッジ(楽天銀行との自動入出金)で行います。「アプリの中を探しても入金が見つからない」のは、あなたの探し方の問題ではありません。
数字の色は日本式
上昇が赤、下落が緑(ミント色)です。海外のアプリに慣れていると逆に感じますが、日本の証券アプリではこれが標準です。
注文したあとは「注文照会」で確認する
注文を出すことと、売買が成立すること(約定)は別です。成行ならほぼすぐ約定しますが、指値は株価がその値段まで来なければいつまでも成立しません。
「確認画面へ」→「取引暗証番号入力へ」→「注文する」という独特の3段階を、実際の画面構成を再現した練習モードで体験できます。本物のお金は動きません。
iSPEEDの注文を練習する(無料)