株デビュー道場SHOKEN APP TRAINING

証券アプリの使い方。
どこも共通の「6画面」だけ覚えれば買える

証券アプリの解説は、たいてい1社ごとに書かれています。でも初心者が本当に困るのは「SBIの手順」ではなく、そもそもアプリで株を買うとはどういう一連の動作なのかです。実は会社が違っても、通る画面は同じ6つです。そこだけ先に押さえてしまいましょう。

2026年8月14日 公開/株デビュー道場

この記事の内容
  1. 結論:どのアプリも同じ6画面を通る
  2. 会社ごとの「呼び名」対応表
  3. ① ホーム(資産状況)
  4. ② 銘柄を探す
  5. ③ 銘柄詳細(ここに買うボタンがある)
  6. ④ 注文入力(触るのは3つだけ)
  7. ⑤ 確認画面(ここが最後の防波堤)
  8. ⑥ 注文照会(約定したか確認する)
  9. 会社ごとに違って戸惑うところ

結論:どのアプリも同じ6画面を通る

SBI証券でも楽天証券でもマネックス証券でも、株を1株買うまでにやることは同じです。

見た目・配色・ボタンの名前は会社ごとに違いますが、この順番が変わることはありません。逆に言えば、今どの段階にいるかさえ分かっていれば、初めて触るアプリでも迷子になりません。

要点「アプリの使い方が分からない」の正体は、たいてい「今どの画面にいるか分かっていない」です。6画面のどこにいるかを意識するだけで、体感の難易度がかなり下がります。

会社ごとの「呼び名」対応表

同じ機能なのに名前が違うせいで詰まる、というのが本当に多いです。主要3社の対応をまとめました。

共通の役割SBI証券楽天証券 iSPEEDマネックス証券
買えるお金買付余力買付可能額買付余力
銘柄を探す検索検索/マイページ銘柄検索
買う操作現物買買い注文買い注文
最後の確認注文確認 → 発注確認画面へ → 取引暗証番号入力へ → 注文する注文確認 → 注文発注
最後に入れる番号取引パスワード取引暗証番号取引暗証番号
結果を見る注文照会注文照会注文状況

2026年8月時点の一般的な呼称です。アプリの更新で名称が変わることがあります。

注意楽天証券iSPEEDだけ、最後の確定までにボタンが3段階あります。「確認画面へ(白)」→「取引暗証番号入力へ(白)」→「注文する(赤)」。赤いボタンが見つからないという相談が非常に多いのですが、それは最後まで進んでいないだけです。詳しくはiSPEEDで「注文する」が押せないときの原因にまとめました。

① ホーム(資産状況)

アプリを開いて最初に出る画面です。ここで見るのは「買付余力」の1項目だけで構いません。これが、いま実際に株を買えるお金です。

入金したのにゼロのままなら、まだ反映されていません。「銀行振込」と「即時入金(リアルタイム入金)」は別機能で、通常の振込は翌営業日反映になることがあります。買いたい日が決まっているなら前営業日までに入れておくのが確実です。

② 銘柄を探す

会社名でも探せますが、証券コード(4桁の数字)のほうが確実です。同じような社名の会社が複数あるためです。コードはその会社を検索すればすぐ分かります。

この段階で「何を買うか」が決まっていない場合は、条件で絞り込むスクリーニングという機能があります。配当利回りや優待の有無で候補を出せます。使い方は銘柄の探し方のページで、架空の銘柄を使って練習できます。

③ 銘柄詳細(ここに買うボタンがある)

チャートや株価が並ぶ画面です。情報量が多くて圧倒されますが、最初は現在値だけ見れば十分です。

買うボタンは、多くのアプリで画面の下部にあります。上のほうを探して見つからず戻ってしまう人がいますが、下までスクロールしてください。

確認日本株は原則100株単位です。現在値が3,000円なら、100株で30万円必要になります。1株から買いたい場合は「単元未満株」という別メニュー(SBIならS株、楽天ならかぶミニ)を使います。金額の目安は株はいくらから買える?にまとめています。

④ 注文入力(触るのは3つだけ)

ここが本番です。項目がずらりと並んで怖い画面ですが、初回に触るのは3つだけです。

項目どうするか
株数買いたい株数。100株単位が基本
注文方法成行=いくらでもいいから買う/指値=この値段以下なら買う
預り区分NISAで買うのか特定口座で買うのか。約定後は変更できません
執行条件そのままでOK
有効期限当日中のままでOK(翌日も残したいなら変更)
SOR / 市場選択そのままでOK

下の3つは、初回は初期値のままで問題なく買えます。「よく分からない項目がある=進んではいけない」ではありません。触らなくていい項目が多いだけです。

預り区分だけは要注意です。NISAのつもりが特定口座で約定してしまうと、あとから移せません。売って買い直すしかなくなります。詳しくは預り区分は「特定」と「NISA」どっち?へ。

成行の落とし穴成行は「いくらで約定するか分からない」注文なので、証券会社はその日の上限価格(ストップ高)で計算して余力を押さえます。株価1,000円×100株のつもりでも、10万円ちょうどでは余力不足で弾かれることがあります。資金がぎりぎりのときは指値のほうが通ります。

⑤ 確認画面(ここが最後の防波堤)

内容を確認して、暗証番号を入れて確定する画面です。この記事でいちばん伝えたいのがここです。

これだけ確認画面では、株数ではなく「概算約定代金(総額)」を読んでください。

理由は単純で、桁の打ち間違いは必ず総額に出るからです。「500株」と「5株」は画面上たった1文字の差で見落としますが、総額なら「4,235万円」と「42万円」になります。これを見落とす人はいません。

そして約定してしまった注文は取り消せません。ネット証券は、入力ミスによる注文の取消や損失の補填を行わないと明記しています。確認画面は形式ではなく、最後の防波堤です。実際に5株のつもりで500株を発注した事例なども株の誤発注は取り消せないにまとめました。

最後に求められる取引パスワード(取引暗証番号)は、ログインパスワードとは別物です。口座開設時に自分で決めた番号で、ここで手が止まる人が本当に多いところです。口座を作った直後に確認しておくことを強くおすすめします。

⑥ 注文照会(約定したか確認する)

注文を出したら終わりではありません。成立(約定)したかどうかは別の画面で確認します。

指値注文は、その値段まで株価が来なければ約定しません。そして有効期限が「当日中」なら、取引終了時点で自動的に失効します。「買えたと思っていたら、実は失効していた」というのは頻出のパターンです。

また、まだ約定していない注文なら取り消せます。間違いに気づいたら、真っ先にこの画面を見てください。ここで気づけば損失はゼロです。

会社ごとに違って戸惑うところ

6画面の流れは同じでも、細部は違います。よくある戸惑いポイントです。

覚えるより、一度通したほうが早い

ここまで読んでも、実際の画面を前にすると手が止まります。文章で理解することと、指が動くことは別だからです。

当サイトでは、各社の注文画面の構成を再現した練習モードを用意しています。この記事の6画面を、本番と同じ順番・同じ項目で通せます。お金は1円も動きません。間違えても、何度やり直しても大丈夫です。

6画面を、通しで練習してみる

SBI証券・楽天証券iSPEED・マネックス証券の注文画面を再現しています。株数を入れて、確認画面で総額を読んで、暗証番号を入れて確定するところまで。全部無料です。

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免責当サイトは非公式の学習用サイトであり、掲載各社とは一切関係ありません。本記事は2026年8月時点の公開情報にもとづく解説です。画面構成・項目名・取引ルールは変更される場合があります。最新の情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。特定の銘柄や金融商品の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。